Google Analytics 4でGravity Formsをトラッキングする

更新日: 2025年8月18日

このセクションでは、APIを使用してGTMによるフォームトラッキングをサポートするGravity Formsについて紹介します。例として、https://www.gravityforms.com/open-support-ticket/general/ にあるフォームを使用します。

Gravity Formsのトラッキングロジックは次のとおりです。フォームの送信が成功すると、Gravity Formsはデータレイヤーを送信します。このデータレイヤーは、Gravity Formを含むページに展開できるトラッキングコードを提供します。コードは次のとおりです。

<script>
jQuery(document).ready( function() {
jQuery(document).bind('gform_confirmation_loaded', function(event, formId){
	window.dataLayer.push({
            'event' : 'gravityFormSubmission',
            'gfformID' : formId		
	});
});
	})
</script>

次に、GTMでの設定方法を見てみましょう。

ステップ1：Gravity Formsコードを設定する

GTM で、「タグ」——「新規」——「タグタイプを選択して設定を開始…」——「カスタム HTML」をクリックし、名前を“cHTML – Gravity Form Listener”とし、次のように設定します：

トリガー条件は、Gravity Formフォームのページのみに設定することも、「すべてのページ」を選択することもできます。

ステップ2：フォーム成功トリガーを設定する

前のステップで、イベントがgravityFormSubmissionであることは既に分かっています。

GTMの「トリガー」 ——「新規」 ——「トリガーのタイプを選択して設定を開始…」 ——「カスタム イベント」をクリックし、名前を“Custom Event- Gravity Forms Submit Form”とし、以下のように設定します：

ステップ3: 変数を設定する

GTMの[変数] —— [新規] —— [変数タイプを選択して設定を開始… ] —— [データレイヤーの変数]をクリックし、名前を“dlv-formID”とし、以下のように設定します：

ステップ4：コードを設定する

最後に、コードを設定します。

GTM で、「タグ」——「新規」——「タグタイプを選択して設定を開始…」——「カスタム HTML」をクリックし、名前を“GA4 Event-Gravity Forms Submit Form”とし、次のように設定します：

ステップ5：プレビューとデバッグ

最後にテスト：

• まず、何も入力せずに「送信」をクリックします。これではイベントはトリガーされないはずです。
• 次に、何か入力して「送信」をクリックします。イベントが成功すると、イベントがトリガーされるはずです。

デバッグ方法がわからない場合は、こちらをご覧ください。

ステップ6：設定をカスタマイズする

GA4でfrom_idを使用する場合は、GA4のカスタム設定でそれらを登録する必要があります。